04-22 積ん読 精読

2015-04-22

 


私物の鍼灸重宝記 和綴じ本です

 

 

前回の、「本 本 本 こんなに積んでどうするの?」では沢山の本が積んである様子を紹介しましたが、もちろん沢山持っていれば良いものでもないのです・・・

 

 

昭和初期の鍼灸師で、八木下勝之助さんという方が居られます。
親しみと尊敬から、八木下翁と呼ばれたりしております。

医療がどんどんと西洋化されていく当時、中医学・東洋医学は要らない物として排除されていく流れでした。
その中で、鍼灸・東洋医学の凄さを、臨床で頑張って実証し続けたのが八木下さんなのです。

 

 

八木下さん、たった一冊の本だけを読み続けていたのでも非常に有名です。
それが、江戸時代に書かれた鍼灸の本「鍼灸重宝記」です。

 

 

 

本が指脂で痛むのを嫌って、木だか竹だかのヘラで頁を繰っていたというのですから、「鍼灸重宝記」に対する愛情と尊敬を伺えます。

 

 

 

たった一冊の本ですが、八木下さんの中では何万冊あるいは億冊の本となって頭と身体を巡っていたのでしょう。

 

一字、読み進む度に患者さんや病苦が照らし出されて、常に新しい発見があったはずです。

 

学ぶとはどういうことか
いつも鍼灸重宝記を読むたびに襟を正してくれます。

 

和本を読むのは非常に大変なので、いつもはこの現代語訳の解説本を参考書にしてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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