10-26 体調と五つの匂い
2015-10-26
最近、パーキンソン病患者の匂いに関してのニュースがありました。
スコットランドに住まわれるご夫婦。
夫がパーキンソン病になったのですが、発症する何年も前から特有の体臭を発していたのを、ご婦人が気付いていたというのです。
それは、「濃厚でわずかにムスクの香り」がするそう。
研究者がパーキンソン病患者のシャツを嗅がせたところ、その婦人は特定できたそうです。
それを受けて、英慈善団体が分子レベルでの解析を含めた、「パーキンソン病と匂いの研究」に着手するそうです。
少し前にも、ガン患者特有の匂いを探知する犬が話題になりました。
実は大昔から中医学では匂いと病気は関係付けられています。
五行
ザックリ言うと、世の中全ての事象を五つに分類する考え方です。
その中に「五香」というものがあります。
肝 獣肉の匂い
心 焦げ臭い匂い
脾 香ばしい匂い
肺 生臭い匂い
腎 腐ったような匂い
がそれぞれ、体臭や口臭でするそうです。
するそうです・・・
と書きましたが、私は匂いを診断基準にしたことがありません。
また、明確に匂いを診断基準に据えている鍼灸師にも会った事がないので、ハッキリとは申し上げられません。
これが中医学の難しいところ。
曖昧な分、ふところが深いという考えもありますが、字面だけ見ても全く身に付かないのです。
「師匠から手渡しされる」
という言い方があります。
こういう感覚的なものは、中国では限られた弟子に手渡しで、その曖昧な感覚ごと教えていく歴史が連綿と続いています。
日本でも師弟関係ではそうですね。
そういった感覚的なものも、前述した科学的な研究で少し解明されていくのかも知れません。
なんだか最近の医学、科学はどんどん東洋医学に近づいていっている気がします。
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