08-27 アフリカの塩と漢方薬
むか~し、母が船旅をした時にエリトリアに寄港しました。
その際に港で袋に入った塩を沢山購入して持ち帰って来ました。
その塩、なんだか黒ずんでるし、ゴミは無いけど不純物も入ってるっぽいし大丈夫かなぁ・・・
と、恐る恐る味見をしました。
美味い!何だこれ!
驚きです。
塩ってこんなに美味しいの!?と冗談でなく衝撃を受ける旨味です。
その美味しさの説明は難しいのですが、今まで色んな有名な塩を味見してきましたが、そのどれとも違います。とにかく美味しいとしか言いようがありません。
その塩単品で料理として成り立つと言っても過言ではない (大袈裟か)
味の方は?
うーん、美味しいです。
だけど、昔に母がエリトリアの港で購入した塩の旨味は足りないような・・・・
母も、「ちょっと昔の味とは違うかなぁ」との感想。
思い出補正だけでは無いと思います。
考えるに、日本で売る際に少し精製というか不純物を取り除いてるのではないかと思います。
確かにもう少し以前の塩は黒味が強かったですから。
でも。
仕方ないですよ。日本で販売する時にはやはり食品ですから厳しい基準があるでしょうし、港で売っているそのままで販売するわけにはいきませんものね。
だけど、その不純物と言うか雑味が美味しさの決め手なのかもしれません。
それって漢方薬とも通じる所があります。
現在、薬局で処方される漢方薬のほとんどはエキス剤。
漢方薬の成分を分析して精製したものを販売しています。
本来の漢方薬は各々の生薬を煮出して服用しますが、
手間がかかる、匂いもきつい
何より保険が使えないので高額になってしまいます。
エキス剤の99%は本来の生薬とあっている。
残りの1%は分析しきれないし、不必要な成分と解釈して再現していません。
しかし、その1%があってこそ本当の漢方薬の効果があるのではないか?
という考えもあります。
ほんの少しの違い。
これが大事なのかもしれません。
ただ、大本の事がしっかりちゃんとできているというのは前提ですよね。
大事と細かい事柄、両方気遣えるような人間を目指したいです。






