06-18 梅の実がノドに詰まるって?
「病院に行ってCTまで撮ったけど異常がないと言われました。」
という患者さまがいらっしゃいました。
この症状を訴える方は結構ウチには多くいらっしゃいます。
もちろん、「咽の違和感」だけで来られるのはまれですが、この症状自体は昔の鍼灸の本にもしっかり載っています。
梅核気(ばいかくき)
と言います。
文字の通り、咽に梅の実が詰まっているような感覚があります。
他には、「咽喉頭神経症」 昔は「ヒステリー球」なんて言われていました。
つまりは神経性の症状で、病院では「気のせいですよ」「ゆっくりストレスの無いように過ごされてくださいね」と言われて終わりの事が多いです。
え~、そんな事言ってもストレスなしなんて無理ですよ!
という方が殆ど全員のはず。
たしかに、そんなにすぐのんびり過ごせるなら梅核気の症状は出ませんからね。
何故なら、原因はストレスの事が多いのです。
患者様を診ていると、この症状が多い方に多い傾向としては
・真面目
・言いたい事もグッと我慢
・問題があっても、自分で何とか解決したい
があります。
物事を誰のせいにもせず、キッチリこなす。
これは本当に素晴らしいことです。
本当、自分からしたら頭が下がる思いなのですが、同時にストレスも抱えやすい傾向があり、気の巡りが悪くなってしまうのです。
そうなると、咽に気の塊が出来てしまうイメージです。
気は間接や首のように細くなる所は通りが悪いという考えもありますし、実際様々な経絡の病症が出やすい箇所です。
「物言わず頑張りすぎると、出ようとする気が咽に滞ってしまうのですよ。」
と自分は説明しています。
梅核気
人によりやり方やツボも様々ですが、目指す事はただひとつ
気の巡りを良くする!
これをするだけで、大体の方が最初の仰向けの鍼灸治療が終わった段階で、ほぼ咽の詰まりは感じなくなっています。
この症状には鍼灸は非常有効なので是非参考にしてください。
ただ一つ注意点!
咽の違和感は、やはり医師の診断は受けてくださいね。
「医者では何も異常ないと言われました。」ここは重要です。





