03-27 傷跡 手術跡
2015-03-27
傷跡 手術跡
ほとんどの方、いえいえ全員が何かしら持っていると思います。
自分も、もちろんあります。
鍼灸では、この傷や手術跡を大変重視します。
最近でも、「朝、起きたときに腰が痛い。」という患者様が居られましたが、その方はお腹に帝王切開手術をした跡がありました。
その手術跡を指先で軽くこすると、「他とは違ったくすぐったさ、チリチリした感じがある。」との事でした。
この状態は、傷跡が完全に治っていないと判断します。何十年前の傷跡でもです。
そして、手術跡に鍼と灸を施して最後に「置きハリ」(極小さなハリが付いているシール)を貼って今回は終了です。。
すると、次回にいらっしゃった時には「朝の痛みが無かったですよ!」との報告。
他にも症状があるので、もう少し治療は継続ですが、起床時の腰の痛みは手術跡が影響を与えていたのは間違いありません。
こういう事は珍しくありません。
傷跡と離れた所に影響が出ることも多いです。
何故か。
人の身体は精妙にできています。
表面から皮膚・真皮・筋膜・筋肉と大雑把に書いても幾層にも分かれているのですが、それを傷つけたあと、見かけは治ったとしても、ずーっと長期間に渡って影響を身体に与え続けていると考えます。
あとは経絡の問題。
身体中を巡っているとされる、中医学の考えです。
これは川にも例えられます。蛇行したり細くなったり太くなったりして巡っています。
この流れが滞ってしまうという考えです。
一旦、川の流れをせき止めてしまい、再開したとしても以前の状態には完全には戻りませんから上流や下流に影響を与えてしまうのですね。
ちょっと長くなってしまったので、自分でやる養生法などは次回に書きます。
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