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Hilo blog 5/21 金環日食
友人が撮影した金環日食です。良く撮れています。
金環日食でしたね!
いかがでしたか?見ることは出来たでしょうか?
自分が住んでいる所からは残念ながら雲に隠れて金環は見ることは出来ませんでしたが、部分日食は雲の切れ間に見ることができました。
何しろ専用の双眼鏡まで用意して楽しみにしていましたから、無駄にならずに済んで良かったです。
次回、関東で見られるのは300年後の2312年4月8日ですか・・・
さすがに生きては居ませんから、今回は貴重な体験が出来ました
Hilo blog 5/3 身体のお手入れ
世間はGW真っ最中ですね!
治療院は・・・いつもと変わらずやっておりますが、昨日は水曜休診日でしたので、自分の身体のメンテナンスに行ってまいりました。
最近、背中の肩甲骨の間がムズムズする感じ(ツボでいうと神道・霊台・至陽)、額の辺りがボーッとする、少しのぼせる感じがします。
って完全にストレスに身体が参りかけている症状。気が滞って、身体の熱が上手く巡らなくなっています。
ツボの名前を見ても、知識がなくとも字面だけで何やら精神と関係ありそうなのは分かりませんか?
早速、研究会でお世話になっている先生の所にお邪魔しました。祖師谷大倉にある「鍼灸指圧自然堂」です。
この治療院も、GW関係無しでやっているので助かります。
何とか予約とって治療していただきました。
はぁー、スッキリ。
やはり鍼灸はいいですね。
鍼が一本入るごとに身体が緩んでいくのが分かります。
治療後はストンと肩の力が抜けて、足の裏で体重がしっかりと乗っているのを感じる事ができました。
そして、治療後はどうせならと地元のやきとん屋さんとラーメン屋で締めました。
ここも妙蓮寺と同じで、各駅停車しか止まらない駅なのですが、こういう感じの町は大好きです。
特急が必ず止まる駅よりも、ノンビリしてますね。
また今度ゆっくりと訪れてみたい所です。
Hilo blog 4/23 中国実際どうだった?
中国旅行、文化や芸術は凄く素晴らしいけど色々大変そう。
なんて意見もありますが、実際どうなんでしょう?
「色々大変そう」とモヤッとした書き方をしてしまいましたが、簡単に言うと行った事のない人が心配するのは
・清潔なの?
・食事は美味しいの?
・言葉通じなくても平気なのかな。
・結構、お金とか騙されるって聞いたんですけど。
・日本人って、嫌われてないのかな・・・
この辺が多いですね。
自分の体験から感じた事を書いていきたいと思います。
最初に結論から言うと、自分は全くと言ってよいほど気になりませんでした。それにはいくつか理由があります。
まず、バックパッカーで色々な国に行っているので、「郷に入っては郷に従え」の精神で、大概の事には慣れてしまう事。
あとは、今回は研修という事もあって中国語が堪能な日本人鍼灸師が6名居た事が挙げられます。やはり言葉の心配がないのは大きいです。後にも書きますが、お店での交渉や注文も問題ないのでトラブルが全く無いです。これは恵まれていたと思います。
食事は・・・最高でした!
何故か?それは天津に何回も行っている方が多いので、美味しいお店にしか行ってないからです(笑)
どのお店もガイドブックには載っていないお店ばかりでした。
何処も非常に美味しいのですが、基本的に味は濃く、油も多いです。
馴染みの薄い食材が使われる事も多いので、食わず嫌いが激しい人には厳しいとは思います。
自分は、進んで珍しい食材にチャレンジする方なので問題無しでしたよ。
あとは、先に書いたように中国語が堪能な人達が多かったので、お店の人の細かい注文や質問にも答えられるのが助かりました。
単独の旅行で行っていたら、ちょっとこの辺は難しいですね。
ですので、言葉は最低限勉強した方が良いです。
お金に余裕があれば、発音機能が付いている中国語電子辞書があれば非常に助けとなるでしょう。
基本的に北京の一部のお店や高級ホテル、観光地の一握りの人を除いて、中国語以外は「全く通じない」と思った方が良いです。
まぁ日本人、筆談という最終手段もあるので何とかなりますけど・・・
中国旅行に行った人からは、お金を騙された話を結構聞きました。
タクシーは何倍も請求するとかですね。
個人的な体験ですが、一回も騙されるような事はありませんでした。
タクシーに関しては語学が堪能な人が同乗していたので、騙しにくかった事情はあるかも知れません。
朝食の屋台で注文した時は、貨幣の種類が良く分かっていなくて払い過ぎそうになった時、屋台の親父さんが「払いすぎだよ~」という感じで、お金を戻してくれました。
これに関しては今回の個人的な体験ですので、誰でも同じとは限らないとは思います。
結構長くなってきました。
続きはまた今度書きたいと思います。
Hilo blog 4/19 外国の雑誌
外国の患者さんが何人かいらっしゃるのですが、何故かご夫婦でいらっしゃる方が多いのです。
どちらか先に治療を開始しますので、一方の方は10分以上は待合のソファーで手持ち無沙汰になってしまいます。
その為に「外国の雑誌でも置こうかな。」と思って何が良いかアメリカ人の患者さんに相談したら、何と次の週に英語の雑誌を持ってきて下さいました。
「もう読み終わったからイイヨー」との事で有難いです。
これでしばらくは待合室で暇な思いをさせずに済みます。
最後に
外国の本って独特の匂いがしますよね、自分はこの匂いが大好きなんですが、なんの匂いなんでしょう?
自分にとってはワクワクさせてくれる匂いです。
昔のタワーレコードの匂いにも通じますし、そんな子供時分の外国への憧れと合わさっての感覚かもしれません。
Hilo blog 4/8 天津研修其の三 治療風景
日本と中国、鍼灸治療といってもかなり違う点もあります。
とはいっても日本国内においても様々な方法がありますので、一般的な違いに関して書きます。
・治療は30分くらいで終了。
気が身体を一周する時間が約30分という所から来ています。
・お腹側か背中側の、どちらかしか治療しない。
下記に書いていますが、毎日治療に来るのが基本なので片側しか治療しません。
・お灸は行わない。
煙が大量に出るため、時間が掛かるために行っていません。
・基本、毎日治療に来る。
と言った所でしょうか。
ベッドだけでは足りないので、椅子に座ったままで治療する方も多いです。
日本では座った状態で治療を行う事は,あまりありません。
それは、気が上り貧血症状になってしまう事が多いからです。中国の方は、この刺激に強く大丈夫なようですね。
ただし、最近は貧血になる方が増えてきたそうで、鍼の強い刺激が耐えられない方も居ると言っていました。
どうやら、身体をあまり動かさない生活と関係があるようで。都会化が進むほど人間の身体は敏感になっていくようです。
日本では以前から言われていた事なのですが、中国でも段々とその傾向が進んでいるのですね。非常に興味深い。
午前中だけで40人近くの患者さんを診るのは普通でした。
結構多いですよね。
それでも、夕方には全ての治療を終えるので、それまでには治療を終えなければならないのですから、大忙しです。
先生ごとに治療方法は様々。
鍼に様々な刺激を加える「手技」を多様する先生や、鍼を2本~6本くらいしか使用しない先生など、見ていてため息の出るような治療ばかりでした。
この先生方のレベルまではどれくらい努力し続けなければならないのでしょう。本当に励みになりました。
どの先生にも共通している事があります。
・優しさ
・厳しさ
・謙虚さ
この三つです。
人間的にも本当にすばらしく、正に「老師」と呼ぶに相応しい方達ばかりでした。見学から帰る際は、心から頭を下げてしまいます。
こんな先生だからこそ患者さん方も長い時間を待って治療を受けるのでしょう。
Hilo blog 3/31 天津研修其の二 病院と鍼灸
今回の研修ですが、引率してくださる先生の全く個人的なツテで行われています。
もちろん病院の正式な許可は取ってありますが、基本的には治療室に「お邪魔させていただきます。」というスタイル。
だからこそ日常行われている治療風景を見ることが出来るので、本当に勉強になりました。
総勢13名、何回も参加されている方も居ますし中国に何年も留学していて言葉も流暢な方も多いです。
そういった中国語が堪能な方に付いて、三班に分かれて行動していきます。
翌日の朝から早速研修が始まります。
基本的には
午前 治療見学
午後 講習
という流れです。
病院というと、日本では西洋医学しかありませんが中国では鍼灸や推拿(中国整体)、漢方も一つのジャンルとして独立しています。
そして、鍼灸師も医師なのでMRIやレントゲン画像を診断し、治療を進めていきます。
そこが一番日本とは違う点でしょうか。扱う疾患も本当に様々で、多く見受けられたのは脳梗塞後遺症、自律神経や精神的な事から来る不調と内臓疾患(特に腎臓関係)でした。
鍼灸が様々な疾患に有効であることが、ごく普通に認識されていました。
むしろ、肩こりや腰痛といった患者さんが少なかったくらいです。
それと、顔写真とプロフィールが病院の入り口に掲示してあり、鍼灸で来た患者さんは自分の考えで、どの鍼灸師に診て貰うのかを決めるのです。
ただ実際は腕の良い鍼灸師の先生は紹介しか診ない場合も多く、そういった先生は掲示がされていないので、ほとんど裏メニューです。
今回はそういった表には出ていない有名な先生の治療も多く観る事が出来たのも良かったです。
次回は実際の治療風景の感想などをお伝えしていきたいと思います。
Hilo blog 2/28 営業
現在は鍼灸院を「経営」していますので、それに対して「営業」という行為が多々あるわけです。
色々あります。
電話だったり、直接訪問だったり。商材も様々。
「HP作りませんか?」「クレジットカード決済はいかがですか?」「観葉植物は?」などなどです。
だいたい忙しい時間にかかってくるので、お相手できない場合がほとんどなのですが、
何故か時々海外からの営業もやってきます。
大体がファックスで送ってきます。
どうやって見つけるんでしょうか?
おそらく英語のホームページを持っているので、検索して辿り着くのだとは思いますが、集客や集金システムを海外に発注するつもりはさすがに無いです(笑)
一回は留守電に入っていたのですが、夜中の二時半にアメリカからの営業電話が入っていた事がありました。
まぁ、商魂と言う意味では見習うべき点もある・・・のでしょうか。
Hilo blog 2/18 陽の塊
陽の塊(ひのかたまり)
これは中医学では「赤ちゃん」を表す言葉です。
本当に赤ちゃんを見ているとその事が良く分かります。
起きている間は手も足も目も心も止まる事がありません。
フル稼働状態です。
見てるだけで飽きません。
以前、不妊治療で来られていて今度は夜鳴きで赤ちゃんを連れて来ました。
なんだかおじいちゃんの気分です(笑)
「良く生まれてきたね~!」と。
でも、こういうのって本当に嬉しいですね。
子供の治療には大した刺激は要りません。
撫でたり摩ったり、その時の皮膚の状態を診て適切な刺激を加えていきます。
一応鍼灸師ですから、専用の道具を使用しますが、家族のかたがされる場合はスプーンとかで十分です。
やり方も、ちゃんと教えます。
赤ちゃんは素直ですから嫌な事は絶対に我慢しません。
「気持ちよく」「楽しく」が絶対条件です。
Hilo blog 1/15 温度調整
治療院で最初にする事・・・
それは開院の2時間半前にエアコンのスイッチを入れることです。
最近は本当に朝晩が寒くなってきました。
治療院は家の中でも、かなり寒い場所にあります。
なので、中々冷え切った室内が暖かくなりません。
患者さんには治療中は薄着になっていただきますので、床や壁まで十分暖まっていないとヒンヤリと、寒く感じてしまうのです。
本当は床暖房を付けたかったのですが、予算の関係で諦めました。
無いものを欲しがってもしょうがないので、十分時間をかけて室内を暖めています。
しかし体感温度というか、快適な室温は患者さんごとに違います。
上にタオル類をかけない方が快適な方もいらっしゃれば、ベッドも最高に温めて、赤外線も一番強く当ててちょうど良い方もいらっしゃいます。
治療院にいらっしゃる間は、気温を全く意識しないのがベストの状態です。
その辺は細かく調整しているつもりですが、気になることがあれば遠慮なく注文を付けて下さい。
Hilo blog 1/9 アメブロ
今年からの試みとして新しいブログを始めてみました。
http://ameblo.jp/hilo89/
日本最大手のブログ、アメブロですね。
何故ホームページ以外で始めたかというと、現在の形式では下記の点で非常に不満があったからです。
・過去の記事の検索が非常にやりにくい。見つけにくい。
これは致命的です。
ホームページ内のブログはカテゴリ毎に分けられず、過去の記事もカレンダー形式で表示されないので、昔の内容ですと検索して辿り着いた方以外には存在しないも同然でした。
これは絶対に解消したかったのです。
あとは、
・もう少しくだけた内容も書いていきたい。
という欲求も出てきました。
ホームページ上では少し真面目なお話をしなければ、という気負いが少しですが入ってしまいます。
そこで、もう少し治療とは全く関係ない話も書いていこうと思っています。
まだ始めたばかりで、かなり殺風景なページになっていますが、今後は分かりやすく美しく手を加えていきます。
「鍼灸師って訳分からない職業だと思っていたけど、そんな変人でもないね。」
と思っていただければ幸いです(笑)