Archive for the ‘ブログ’ Category

Hilo blog 9/19 多賀大社へ!其の一

2013-09-19

滋賀県に在ります、多賀大社に日帰りで行ってきました!

この大社に鍼灸道具の清めというか魂入れが目的です。 毎年行かれている鍼灸師仲間が居まして、今回はご一緒させていただいた次第です。

浅学ながら、多賀大社に関しましては良く知りませんでしたが・・・ 少し調べてみますと、かなり由緒のある神社なのですね。 ここで祭られている神様は、我国の国土だけでなく、天照大神をはじめとする八百万(やおよろず )の神々をお生みになった命の親神様という事。

つまり伊勢神宮のご両親ともいえる立場の神様なのです。 凄すぎる。

 

ここ横浜からは約三時間で到着できます。

始発の新幹線のぞみに乗り、名古屋でひかりに乗り換え米原へ。 その後、近江線に乗り換え途中で多賀大社行きの路線にまた乗り換えるという、書いていても 嫌になるくらい、行きづらい所ではありましたが・・・

朝の9時前に多賀大社に到着。

だーれも居ません。 自分ひとりだけ。

清々しい空気を独り占めです。 気持ちイイ~

 

ここは伊勢神宮に比べると、訪れる人の数がかなり少ないそうなのです。

そのせいか、じっくりのんびりと境内を見て回ることが出来ます。

自分だけ早く現地入りしたので、二時間ほど余裕があります。 境内の中には、本殿以外にもいくつも神社がありお稲荷様も居られます。

何しろ人が少ないというか、早い時間は自分以外居ないものですから存分に見て回る事ができました。

Hilo blog 9/13 グーグルマップ

2013-09-13

ようやくグーグルマップに、ヒロ鍼灸マッサージ院が載りました。

いや、検索すれば以前から出てくるのですが、やっと地図上にランドマークとして表示されたという意味です。
5年かかった・・・
以前、どういった基準で地図に表示されるのか気になったので調べてみたことがあるのですが、簡単に言うと 「グーグルの独断で決まります。」 「お願いされても意味ないかもね。」 という事でした。

とにかく、よいうやく載りました。
なぜこんなにインターネット上の表示にこだわるかというと、ヒロ鍼灸マッサージ院の来院される患者様のほとんどがご紹介とホームページを見て来られる方だからです。
看板等を見て、飛び込みで来られる方は年に4~5人くらいでしょうか。
治療院のホームページ。 自分の考えや治療方針を分かりやすく書いているつもりです。 鍼灸という、あまりなじみの無い治療に関して不安を持たずにすむように心を砕きました。
わざわざ保険の利かない、鍼灸治療院へ来て下さる方。

期待を裏切ってはならん!
と気持ちを新たにしました。

Hilo blog 8 / 24 風にはご注意!

2013-08-24

「腰から下、足も全体的にとにかく痛ダルくてしょうがない。」

こう訴える患者さんがいらっしゃいました。

色々話を聞いていると、 「気持ちよかったから、この三日間はフローリングに寝転がってクーラーと扇風機に当たっていたんですよ。」 とのこと。

これは典型的な 寒邪(かんじゃ) 風邪(ふうじゃ) による症状です。

東洋医学には 六淫(ろくいん) という外部からの身体に対する悪い影響を表す言葉があります。

風邪 自然界の風に似る。発病が急で変化が速い。

寒邪 身体が冷え、激しい痛みやけいれん、腹痛を起こす。

暑邪 高熱、口の渇き、大汗など。

湿邪 湿気により起こる。身体のだるさ。食欲不振、消化不良。

燥邪 鼻の乾燥、鼻出血、口の渇き。

火邪 熱が盛んになった状態。高熱、顔が赤くなる。

他にも色々と細かいことがあるのですが、読む方も嫌になってしまうと思いますので、ざっと概略だけ書いてみました。

そして、この患者さん。 ずっと冷房と扇風機の風に直接当たっていたために風によって身体のバリアが破れて寒さが奥まで入り込んでしまった状態なのです。

これはもう温めるのが一番

お灸と、必殺の火鍼(熱した鍼を素早く打ち込む、ちょっと特殊な技法です) で、かなり楽になったようです

暑い日が続きますが、 とにかく風を直接身体に長時間当てるのは避けてください!

冷えを体に取り込みすぎないよう、残暑を乗り切ってまいりましょう!

Hilo blog 8 / 11 夏季休暇に関しまして

2013-08-11

 

本当に暑いですね!

もう夏休みに入った方も多いかと思います。

ヒロ鍼灸マッサージ院は、今年も8月中は夏季休暇を取らずに通常診療を行います。 お盆の時期も普段どおりに診療していますので、宜しくお願いします。

通常より混み合うことが多いので、ご予約はお早目のほうがよろしいかと思います。

夏休みは・・・今年は11月にいただきます。 時期的には早めの冬休みみたいな感じですが。

皆様、楽しく安全に夏休みを過ごされてください!

Hilo blog 8/1 職人の格好良さ

2013-08-01

 

自宅部分の外装の塗り直し工事に入ります。

期間は多めに見積もって三週間。 ちょっと物音があったりします。ご不便をかける事があるかも知れませんが、宜しくお願い致します。

 

今日は足場を組む専門の職人さんがお二人で見えましたが・・・

凄い

いやー手際の良いの何の。 治療途中、入り口のガラスから見える範囲でしか分かりませんが とにかく無駄口がない。 何も言わず、やるべき事をテキパキとやる。

 

そして歩かない、常に走って行動。 休憩もほとんど取らずに黙々と足場を組んでいきます。 この炎天下に格好良すぎます。

5時間程度で、スパッと足場を完成しました。

 

最後に「お疲れ様でした。」とスイカを差し入れさせていただいたのですが、 残りの皮や種も全て自分達でお持ち帰りです。

例え出された物であってもゴミは一切残さずに帰っていきました。

格好いい!

また勉強させていただきました。

Hilo blog 7 / 27 日曜・祝日もやってます。

2013-07-27

何年も来ていただいている患者様から 「あれ、日曜もやってるんですね!」 との言葉が・・・

そうです!不定期ですが、ヒロ鍼灸マッサージ院は日曜・祝日も治療していることが多いのです。

院内のカレンダーにも、ホームページの予定にも書いているのですが、まだまだ告知不足なのですね。 反省です。

開院する前は日曜は完全休診にする予定だったのですが、 昔からの患者様の中には日曜でないと来ることが出来ない方も多くいらしたので、日曜・祝祭日も 開くことにした経緯があります。

土日と祝日は予約が混み合いますので、お早目のご予約をお待ちしております。

Hilo blog 6/7 達人!?

2013-06-07

 時々、患者さんの中に鍼灸の刺激に対して非常に敏感な方がいらっしゃいます。
それは痛がりとは全く違います。
患者様の紹介で、メニエール病だという方が初診でいらっしゃいました。

メニエール病とは
・めまい
・耳鳴り
・難聴
を伴う疾患です。

問診、検査を行ったあと。
手の内側のツボ 内関
内くるぶしの下のツボ 崑崙
に鍼をした時点で

「何だか左の耳の奥がモワーっと溶ける感じです。」
「左半身が溶ける感じです。」
との事。

時々居られます。
物凄く鍼灸の刺激に敏感に反応される方が。

こういう方には深追いは禁物。
反応を見ながら、後はサポートをするだけの軽い接触鍼(触れるだけで刺さない鍼)
をするだけです。

治療後は
「スッキリしました! 今は全く問題ないです!」
症状は、治療後の段階では完全に無くなりました。

こういう時は思わず
「鍼って凄い。自分の腕も凄いぞ!名人!」
なんて思い上がってしまいますが、違います。

一番凄いのは治る力を持っている患者さん自身なのです。
これは絶対に忘れてはならない、思い上がってはいけない事として心に留めています。

鍼灸はただ身体が良くなろうとするサポートをするだけなんです。
治る力が足りないのなら、少し足してあげる。
力が有り余っているのであれば、減らしてあげる。

それで身体のバランスを取れば良い方向に向かっていくものなのです。

いつも患者様には教わるばかりです。

Hilo blog 5/5 大阪でのセミナー

2013-05-05

ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか?
ヒロ鍼灸マッサージ院は、毎年通常診療を行っています。

人ごみが大嫌いなので、わざわざ出る気にならないのと、祝日でないと中々来られない患者さんが居ますので、ちょうど良いのです。

そこで、ちょっと早めのお休みをいただき、先月に大阪へセミナーに行ってまいりました!

大阪のセミナーでは、
医師ですが、うつ病の治療に積極的に鍼灸を取り入れてらっしゃる、西田皓一先生のセミナーに行ってまいりました。

私の治療院にもうつ病や自律神経失調症の患者様は沢山いらっしゃいます。
病院に行っても薬の処方だけで、良くならない方が最後の駆け込み寺で鍼灸を受けられる事が多いのが現状です。

そういった西洋医学一辺倒の中で鍼灸の効果や可能性を見出してくれたのは本当に嬉しく、心強いですね。

Hilo blog 4/15 中国での実習

2013-04-15

中国での実習。

もちろん、向こうでの鍼灸免許は持っていませんから実際に鍼をする事はありません。
あくまで見学ですね。

午前が治療の見学。
午後が先生の講義。
という流れで研修は進んでいきます。

ただ、ある程度余裕を持ってスケジュールされていますからキツくはありません。

日本の鍼灸との大きな違いはいくつかあります。
日本においても様々な治療のスタイルがありますから、あくまで一般的な違いを述べさせてもらいますと。

・基本的に毎日行う。

・うつ伏せ、あるいは仰向け。 座ったままで肩より上のみ。
 というように、一辺のみを治療して身体の向きを変えて行う事はない。

全ての鍼を得気(とっき)させる。 しなければ患者さんが納得しない。
 得気とはツボに鍼をした際、「ボワン」「ずーん」「ズシン」といったツボに何ともいえない響きを感じる事があります。
 日本では、この響きを嫌う人も多いので、全く響かせずに行う事も多いです。

以上が、特に大きな違いと言えるでしょうか。

 

疾患も様々で、腎臓やすい臓等の内臓の疾患や、日本でも同様ですが原因不明だったり西洋医学では異常と診断されない患者さんも多数いらっしゃいます。

中国では鍼灸といえば
・肩こり
・腰痛
・顔面神経痛

だそうです。
この顔面神経痛のファーストチョイスが鍼灸というのが、さすが中国という感じです。
もちろん顔面神経痛は鍼灸治療は有効です。

ですが、日本では最初に鍼灸院に来院される方は稀でしょうね。

「ちょっと身体の調子がおかしいな、鍼灸治療に行くか。」
という考え方。
この辺りの、中国人と鍼灸の付き合い方は歴史を感じます。

日本では良く鍼灸治療を受けられる方以外は、このように考える人は少ないのが現状です。

私ももっと研鑽をつんで、鍼灸の立場向上にすこしでも貢献したいです!

Hilo blog 4/8 中国・病院での鍼灸治療

2013-04-08

今回も研修で大変お世話になったのは
天津中医薬大学第一附属病院
という所です。

とにかく大きい。
西洋医学ももちろんですが、もちろん東洋医学も独立した部門としてあります。
鍼灸だけでなく、推拿(すいな)日本で言うあんま・マッサージ、
吸角 カッピングの事です、お灸を専門でやっている所もあります。

もちろん全てを見ては回れませんから、毎回鍼灸の先生の部屋をお邪魔させていただいて、他の研修生の方々と一緒に見学するスタイルです。

中国での中医師の免許は持っていませんから、鍼を実際にする事はありません。
あくまで見学ですね。

この研修は、以前にこの病院で長年研修なさっていた先生のツテを頼って行っています。
もちろん病院に許可は貰っていますが、あくまで個人的なお願いでおじゃまさせてもらっています。

ですから、紹介がないと絶対に会えないような老師(大先生の事です)の治療風景も覗けます。
これは貴重です。
何しろ病院の先生案内図にも載っていない、本当の隠しキャラクターみたいなものですから。
・・・老師! ゲームに例えて申し訳ありません。

そして、先に書いた先生案内が中国独特のシステムなのです。

皆さん、具合が悪くなって病院に行ったとして、先生はどうしますか?
もちろん紹介があれば、その先生に診てもらうのでしょうが、中国では自分で先生を選択するのです。

「自分はこの具合が悪いから、この先生に診てもらおう。」
そして
「うーん、ちょっと効きが悪いみたいだから、次はこの先生だな。」
といった具合です。

ただ有名な先生は隠しキャラクターのように既に表には出ていませんから紹介がないと受け付けてもらえなかったり、順番待ちで中々診てもらえません。

次回は日本と中国の鍼灸の違いについて書きたいと思います。

« Older Entries Newer Entries »
Copyright(c) 2015 http://www.hilo89.jp/ All Rights Reserved.