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10月に冷房

2016-10-20

 

今日の横浜は暑いです。

 

現在、14時で室内温度は28度近いです。

湿度が低いのが救いですね。

 

片付けていた、サーキュレーター兼扇風機も出してしまいました。

 

 

昼間にいらっしゃる患者さま。

歩いてこられて、かなり暑そうなご様子でしたので、

「今だけ冷房いれましょうか?」

と聞きますと、「お願いします!」とのご返事。

 

落ち着きましたらすぐに停止しましたが、そりゃ暑いですよね。

この時期に冷房を入れたのは初めてだと思います。

 

寒かったり暑かったり・・・

おかしな天気が続きますが、もう身体は秋冬に向かって準備をしています。

 

あまり冷たいものは口になさらずに過ごすよう気をつけてください。

今の養生が寒い季節に効いてきます。

火鍼 古代中国の技

2016-10-17

 

火鍼(かしん)の講習に行って来ました!

 

火鍼(かしん) 燔鍼(はんしん)などと言われる、古代の中国から伝わる特殊な技法です。

もともとは熱した石などを使っていたのですが、

今は熱しても強度が弱くならない、タングステン鋼を使用した特殊な鍼を用います。

 

赤く熱した鍼を、即刺即抜(そくしそくばつ)
目的とするツボに一瞬で刺して、一瞬で抜きます。

 

刺した後にしばらく放置する方法もあります。

 

効果は絶大!

冷えからくる痛みや硬さ、強く凝り固まった筋肉や腱などを一瞬にして変化させます。
これは、火鍼ならではです。

 

気血がパッと一瞬で通るのを実感できます。
 

写真は料理の実習じゃありません。

練習では最初、色々な種類の野菜を使って、感覚の違いを学んでいくのです。

 

 

この鍼に出会ったのは6年くらい前でしょうか。
以来、非常に頼りとする鍼となっているのですが、もう一回基礎に還ろう!
という想いから、講習に行って来ました。

赤く熱した鍼を刺す。

字面だけみると、かなり過激ですが

必要な箇所に必要な刺激の鍼であれば、本当に気持ち良いのです。

 

冬を迎えるこれからの季節

古代中国からの知恵を生かす季節がやってきます。

 

 

 

 

善き人 【ゴッホとゴーギャン展】

2016-10-13

 

 

東京都美術館で開催されている、「ゴッホとゴーギャン展」に行ってまいりました。
入場制限や大混雑を覚悟していきましたが、ラッキーなことにそこまでの混雑はありませんでした。
開催して、ほんの少し経った・・・皆が注目していない時期だったのかもしれません。
ゆっくり鑑賞することができました。

 

 

南仏で2ヶ月間を共に過ごしたゴッホとゴーギャン。
それぞれの画家を目指した時に描いた作品から、共同生活、共同生活の破綻からその後の作品や影響を受けた作品を網羅しています。

良くぞ貸し出してくれたな!!
という作品だらけです。

現地に行かなければ一生観られないかも・・・

と思っていましたが、まさか二人の作品が同時に観られるなんて。

 

 

鑑賞している最中、

 

「善き人」

「真摯であること」

 

そんな言葉が浮かんできました。

 

「善き人」であることも、「真摯であること」を続けるのは難しい。

自分にとっては、そう在りたいとは強く思いますがなかなか大変です。

 

しかし、今回のゴッホとゴーギャンの絵画の中には、それが在りました。

人間がそう在り続けるのは難しくとも、絵の中に閉じ込めることが出来るのだなぁ、
と、鑑賞中は感激し続けですよ。

 

 

関係が破綻後は二度と会うことがなかった二人ですが、

遠くはなれた日本の美術館で、作品が再会。

 

これを逃すと、そう簡単には次の開催は無いと思います。
ご興味あれば、是非行かれてください!

 



 

【最新】3連休の空き状況

2016-10-08

 

8日(土)現時点での空き状況です。

 

8日(土) 18時以降に空き

9日(日) 16時30分以降に空き

10日(月・祝) 10時30分~13時30分 受付に空き

積み上げて、人に伝えるということ。

2016-09-23

 

シンギングボウル、2つのボウルを使うための学びに行って来ました。

秋山千鶴子先生の個人サロンへ、いざ!

http://singingbowl-bsm.com/

 

今までは1つのボウルでも十分、鍼灸の補助として使えていたのですが、

ちょっと響きが足りない・・・

もう少し効果を上げるためにも、2つは使えないとなぁ。

と最近感じてきました。

 

 

学び終わって・・・

 

いや~、何でも基礎って大事。

とにかく軸さえしかっりしていれば、後は何とでもなる。

鍼灸と同じ。

自己流から、基礎に立ち返るとこんなにも違うのか!
と感じます。

守破離はまだまだ先の話。

 

それと、タオルの使い方や相手への寄り添い方というのかな、心の持ちようも学ばせていただきました。

 

鍼灸治療って、中医学というフィルターを通して冷静に患者さまと接する必要があります。

 

第三者的な静かな目線や思考で接する、患者様の心に寄せる。

を繰り返しながら治療していくスタイルになります。

 

そんな考えに慣れていたので、新鮮でした。

 

 

【セルフタイマーで撮ったのでピンボケになってしまった】

 

 

こういう技術を伝えるって、本当は1日とか3日とか期日を区切ってできません。

 

本来は師弟としてずっと一緒にやって習得するものだと思います。

鍼灸でいうなら師匠のやることを見て感じて、いつのまにか身に付いていく。

それには年単位の時間が必要。
それを、きっちりと短期間で教えるのは簡単じゃないです。

 

きちんと言語化して教えてくれること。これも凄いと思いました。

「そこは、なんというか何々な感じで~(笑)」みたいな曖昧な言葉がない。

 

千鶴子先生がネパールから帰国し、日本でシンギングボウルを始めた時は

教わる人も居ないし、本も英語のしかない。

インターネットで検索しても大した情報はなし。

 

そんな中で頑張って磨き上げた内容なのでしょう。

だから曖昧さがなく、きっちりと言葉で伝えられるのですね。

ひとつづつ自分で積み上げてきたから、こういう風に教えられるのだなぁ、

と感激しました。

 

鍼灸は教えを請う人も沢山いらっしゃいます。

本も沢山あります。

もっと勉強しなきゃ!

甘えちゃいかん。
心新たにしました。

 

 

 

【ご感想】 交通事故からの足のむくみ

2016-09-15

 

本日来ていただいた、患者様・・・
というか、もう長い付き合いの友人が感想をブログに書いてくれました。

 

品川区のブラジリアン柔術道場 トライフォース五反田のおかみ日記

http://zuyo.jugem.jp/?eid=9584

自分の通っている、ブラジリアン柔術道場の先生のパートナーです。

 

 

バイクから転倒して、お尻を打ち付けて以降、どんどんと足のむくみがひどくなっていきました。

瘀血(おけつ)症状としては典型的と言っていいかもしれません。

強く打ち付けた箇所に瘀血(おけつ)が滞留してしまい、全身症状となって現れます。

重力にしたがって、下に降りていきますから、足のむくみやダルさとなって自覚症状となります。

今回は施術後、かなり解消されたようで良かったです。


本来はこういった症例を載せていったほうが良いのでしょうね。

なんだか、了解とっても載せるのは悪いかなぁと思ったりしていたのですが、同じような症状の方の助けになりますし、これからは少しづつ載せていきましょうか。

 

 

3連休のご予約状況

2016-09-13

 

13日(火)現在のご予約状況です。

 

17日(土) ご予約でいっぱいです。

18日(日) 17時30分から空いてます。

19日(月・祝日) 

9時  15時30分(再診の方のみ)  19時  空いてます。

 

よろしくお願いいたします。

真剣に対して、身体をどう使うか

2016-09-09

先生とのお写真 時代劇風

 

ちょっとビックリしてしまう題名ですが・・・
今回も高無 宝良 (たかなし たから)先生 ※本名です(笑)
の剣術ワークショップを体験してまいりました!

今回で3回目!

 

少しは上達してるのでしょうか。私の心と身体。

 

前回と同様、基本的な足捌きや腰の使い方を復習していきます。

にじりよるような膝歩きや、股関節と骨盤を連動させる歩行方法などなど。

 

この時点で汗でぐっしょりなのですが(苦笑)

 

 

そして木刀を持って、身体の使い方を学んでいきます。

 

 

とにかく大事なのは中心線

中墨(なかずみ)というそうですが、日本の武道では良く使う言葉で中心を意味するそうです。
日本古来の大工道具からきているんですね。

 

 

この中心線の感じ方使い方が大事なのです。

 

自分の前も身体の中も後ろにも感じる。中心を持つ。

どんな体勢でも崩れず、常に中心を持って相手と対峙します。

 

そこが崩れると隙が生まれ、相手に切られます。

 

そう、刀で切られてしまいます。

このワークショップではあくまで真剣を持っている前提での動きです。

 

まさに真剣勝負。

 

先生が笑顔で

「無駄な動きや、中心がぶれると致命傷負いますからねぇ」

「いかに相手に対して自分を見せないかが大事なんですよ~」

等々・・・・

 

笑顔で、真剣を持った相手に殺されないようにするかのご教授があるのですが、

そんな状況になりたくないです。

 

しかし、そんなことは先生も重々承知されています。

 

大事なのは自分の中に刀を持つということ。

ぶれない中心を持つことなんです。

 

「それが、現代を生きる剣術家がみなさんにお伝えしたい事です。」

「そのための身体の使い方、心のありようを一緒に学んでいきたいのです。」

と、サラッと仰る姿がまた格好いい。

 

今回も学びが多かった。

鍼を使う上での沢山の学びをいただきました。

有難うございます。

 

 

最後に、生まれて初めて真剣を触らせていただきました。

 

冷っとした、凛とした感覚。

やっぱり少しの恐ろしさ。

 

こんな真剣を自在に扱えるなんて、やはり只者ではありませぬな。

 

 

ポンピドゥーセンター展で経絡を思う

2016-08-25

 

ポンピドゥー・センター傑作展に行って来ました!
 

こう見えても、結構美術展には行くことが多いのです。


今回も日本初の作品があったり、なかなか実際には行けない
ポンピドゥー・センターの作品が分かりやすく展示されているので、楽しみにしておりました。


表題のポスターにある、マティスの「大きな赤い室内」も素敵だったのですが・・・

 

今回はなんといっても、この作品に釘付けです。

 

 

スペイン出身の彫刻家、パブロ・ガルガーリョのブロンズの彫刻作品。
「預言者」です。
2メートル以上はある、大きな作品です。

 

これを、見たときすぐに「あ、経絡だ!」と思いました。


 

実物は色んな角度から見られるので、横から後ろからずーっと見ていたのですが、

もう経絡としか思えない。

 

こんな見方をしているのは自分だけでしょうし、ましてやパブロさん御自身に聞いたら

「何言ってるんだよ。そんなつもりじゃないよ!」

と言われるに決まってるのですが(笑)

 

 

人間の身体をどう捉えるか。

 

経絡でも良いですし、中医学には他に「経筋」という考えがあります。

流れは経絡に似てはいますが、簡単に言えば、筋肉の身体での走行に注目しています。

 

経筋の流れ 一例です。

 

または、最近はやりの筋膜でも良いかもしれません。
アナトミートレインといいます。 身体を巡るまさに線路です。

 

 

 

この銅像。

もちろん、経絡を表しているのでも筋膜を表しているのではないでしょう。

 

ただ、感動したのは一流の芸術家がとことん人間の身体を観察して表現すると

こんなにも中医学の表現に近いものが出来上がるのだなぁ、ということです。

 

芸術家の観察眼はすごいですね。

 

 

パブロ・ガルガーリョさん
作品をもっと知りたいと思い全集を探したのですが・・・・

なんと古書で10万円以上とかするのです。
 

フランスやスペインのAmazonを見ると、手ごろな価格での全集があるので為替の関係で安く買える今のうちに注文しようか迷っております。

 

ヒロハリキュウ

2016-08-09

 

今日は8月9日 8と9でハリキュウの日なんですよね!
患者様に言われるまで気付きませんでした。

しかも、2016年 

1689

 

ヒロ鍼灸マッサージ院の電話番号 1689 ヒロハリキュウ です!

 

開院する際に新たに電話を引きます。
普通はいくつかの候補の中から選ぶのだと思っていたのですが、

電話の受付の方が、「ご希望の番号があって、それが使われてなければ使えますよ。」

と仰っていたので、迷わず1689 ヒロハリキュウを希望したのです。

空いていて良かった(笑)

 

ちょっと開業前の不安な思いとか、ちょっとだけの希望とか・・・

そんな事を思い出してしまいました。

もっと頑張ろう!
そんな気持ちです。

 

そんな訳で、次回は2116年 8月9日 まで巡ってこないヒロハリキュウの日でした(笑)

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