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攻玉

2016-12-26

 

「針師のお守り」という本があります。

 

鍼灸師以外は買い求めない本だとは思いますが、

長年の臨床経験からの言葉は、難しくはないのですが非常に染みる内容でした。

 

開院する、ずっと前に買い求めましたが熟読した本です。

 

著者である、淺川要先生。

その先生の勉強会があるというので申し込み番号1番で参加してまいりました!

 

 

本の内容の通り、

講義も実技も、優しい人柄があふれていました。

こんな鍼灸師になりたいなぁ、と思わせていただきました。

 

そして、是非!
と、著書に署名をいただきました。

 

 

「攻玉」

こうぎょく、と読みます。

 

恥ずかしながら、この言葉知らなかったのですが、

「知と徳を磨きあげる」

という意味です。

 

素晴らしい・・・

 

目標とする先生に、このような言葉をいただきました。

知と徳を磨く。

この言葉、心に刻みました。

宮崎のチベットにて神楽

2016-12-16

 

宮崎県に椎葉村という所があります。
九州のちょうど真ん中あたり。
宮崎空港からも熊本空港からも3時間くらいかかります。

別名、「宮崎のチベット」 と言われるくらい秘境です。

 

平家の落人伝説もある、かなり山深い交通の不便な場所でもあり、レンタカーでやっとの思いでたどり着けます。

 

そこでは「神楽」がそれぞれの村落で行なわれており、

高千穂などで行なわれる観光客向けのものとは全く違う、本当に村民の村民による、神様への舞が行なわれているのです。

 

昔から行きたくてしょうがなかったのですが、

ブラジリアン柔術で知り合ったカメラマンが近くの諸塚村に移り住んだご縁で、これまた柔術仲間の3人でうかがいました!

 

 

神楽が行なわれるのは舞台の上ではなく、村の公民館。

竹で囲われて結界がつくってあり、その中で行なわれます。

村民は30人ほどでしょうか・・・

 

 

お爺ちゃんが一番良い席に座り、合いの手を入れたりします。

息子・孫・ひ孫が舞ったり、談笑したり。

この舞を受け継いでいくのですね。

 

女性たちは、奥の厨房で「振る舞い」と呼ばれる食事を用意してくれます。

そしてお酒、ここは九州ですからやはり焼酎です。

これを、次々と注いでくれます。

 

昔の日本の姿なのでしょうね。

 

 

舞を見て

食事をしてお酒をたらふく飲んで

太鼓と笛の音・・・

 

単調な調子がだんだんと夢なのか現実なのか分からなくなってきます。

 

 

昼の1時過ぎからはじまり、夜中の3時くらいまで延々と続きます。

 

 

「何百年も続いているんだ!」

と語った、おじさまの素敵な笑顔。

 

これからも受け継がれていくのでしょう。

本当に貴重な体験ができました。
 



 

ミャンマー旅行記 食べ物と治安と野良犬

2016-11-21

 

ミャンマーで食事。

 

市場を見ると、本当に豊かな国です。

 

野菜・果物・魚にお肉。

花にいたるまで、様々な種類のモノが大量に並べられています。

 

 

そこから生み出される、ミャンマー料理。

多くの少数民族が存在しているため、油っこいのからアッサリまでこれまた豊富です。

基本的にスパイスはきつくなく、油が大目の料理が多い。

それをおかずに大量のご飯を食べるのが、庶民の料理。

 

 

アジアの料理が好きであれば、まず問題なく美味しく食べられます。

生ものに気をつけていたこともあって、自分は一回もお腹は壊しませんでした。

堪能できました!
高田馬場にミャンマー料理屋さんが集中しているので、興味ある方は行ってみられると良いと思います。

 

【治安】

 

安全でした。

危険な場所や人は居るのでしょうが、自分は一切危険は感じなかったです。

地元の人もスマホや財布をすぐに取れるような所に差しっぱなしで所持していますし、

席をカバンを置いて確保してから、お店の売り場に向かう光景を見たときには、

「そこまで安全なのか!」とビックリしました。

日本でしか見られないと思っていたので。

 

十分安全に気を使うのは大切ですが、自分が感じた範囲では非常に安心・安全でしたね。

 

 

【野良犬】

 

そこらじゅうに沢山います。

 

だけど、危なくないです。

歯をむいてきたり、ビクビクしている様子は皆無でした。

 

何故なら、地域猫ならぬ地域犬のように通りの人達で可愛がっているから。

なんとなーく、皆で餌をあげたり子犬を可愛がっていたりするので、性格が穏やか。

道路の真ん中で平気で爆睡しています。

 

狂犬病を持っている恐れがあるので、積極的に触るとかはしないほうが良いと思いますが、

こちらが何もしなければ、犬も非常に穏やかです。

 

 

【施し】

施しをするミャンマーの人達を沢山みました。

 

物乞いの人などに、何気ないしぐさで小額ですが普通に渡します。

それは若い人もお年よりも関係なし。

普通に自然に、スッとお金を入れる壷に入れる姿。

何回も滞在中にみました。

 

「この世で徳を積む」

仏教の教えがしっかり根付いているのだなぁ、と関心しました。

こういう自然にできること、素晴らしいですね。

 

ミャンマー旅行記 ぶらり各駅停車の旅

2016-11-17

ヤンゴン中央駅

 

ヤンゴンにも環状線があります。

一周約2時間半から3時間くらい。

「くらい」というのは、キッチリ決まった時間で周回しないようなので、時間はまちまちだから(笑)

 

 

チケットを購入して、いざ乗車!

 

 

ヤンゴン市内観光では、まぁ有名なコースで、

ヨーロッパからの観光客の姿も見受けられます。

ミャンマーの普通の姿に触れることが出来るので、人気なんですね。

 

 

車内では、殆どの人が横座りで風景を眺めて過ごしています。

 

 

15分もすると、自分以外の観光客は降りてしまいました。

他の所に行くのでしょう。

自分は特に予定もないので、このままのんびりと郊外の景色を眺めながら、ゆーったり。

 

ホームでは市場が開かれています。

 

ゆでたウズラの卵を売っています。

結構、皆さん買われてました。

 

何かのハーブらしきもの。

地元の人達の運送手段でもあるのですね。

 

 

2時間半ほどで、出発したヤンゴン駅に戻ってきました。

 

おそらく、10年後には今回見た景色や人達はすっかり変化しているでしょう。

ですので、のんびり周回して目に焼き付けて経験しておきたいと思ったのです。

物凄い早いスピードでミャンマーは変化していっているので。

 

こういった、いい加減なゆるーい雰囲気。

遊びがあるというか、余裕のある隙間だらけのシステム。

 

日本のしっかりした運行は素晴らしいとは思います。

これは世界に誇れることですが、

こんなのんびりも良いですね。

 

 

ミャンマー旅行記 聖地へ

2016-11-15

 

ミャンマーのヤンゴンに着いて二日目。

ゴールデンに光り輝く岩がある、チャイティヨーを目指します!

車で4時間ほどかけて麓の町までたどり着きますと・・・

そこからトラックの荷台に乗って頂上を目指します。

 

 

それは、まるでジェットコースター。

物凄いスピードでカーブを曲がり、段差を超え、下り坂を突き進みます!

 

 

40分ほどかけて、ようやっと到着。
ドライバーの方は、それなりの訓練と試験に合格しないとなれないそうなので、技術はあるのでしょうが、なかなか楽しめました。

 

 

ようやく実際に会うことが出来ました!
伝説では仏陀の髪の毛が奉られているそうで、そのおかげでグラグラはしても決して落ちることはないそうです。

 

男性のみが近づけて、岩に金箔を貼ることができます。
自分も実際に貼ってきました。

 

 

前の広場には多くのミャンマーの人達が夜中になってもいます。

自分たち外国人は当然ホテルに泊まるのですが、

殆どのミャンマー人はここで野宿をして朝日を迎えます。

少し離れた所には夜中までお店がやっていますし、屋台もあります。

ゴザのレンタルやシャワー屋さん、充電屋さんまであるので困らないのですね。

 

みてると、皆さんワイワイと楽しそう。

 

一大イベントなのだろうなぁ。

 

 

 

ミャンマーやタイの仏教徒にとっては非常に大切な憧れの聖地です。

翌日の早朝から多くの人達が一心に祈りを捧げています。

 

 

そのただひたすら祈る姿には心を打たれました。
 

いざ、ミャンマーへ!

2016-11-08



お休みをいただきまして…
現在、ミャンマーはヤンゴンに来ております!

マイレージを使いきらなきゃ、という状態で全日空の航路を見ますと、ヤンゴン直行便があるではありませんか。

そんな訳で飛んで参りました。




空港は近代的で、かなりキレイでした。




タクシーを飛ばして、市内に到着です。







想像より都会でした。

それと、やはりこれからの勢いを感じますね。

久々のアジアで、いちいちタクシーとか値段交渉するのに慣れてませんが、その内馴染んで来るのでしょうか。




土地勘無いので、ひたすら夜のヤンゴンを歩きます。





結構、市場が開いていたり夜でも賑わってます。
こうやって馴染んで来るまでの感覚が旅行の醍醐味。
どんな出会いがありますやら。

7日(月)~12日(土) 休診です。

2016-11-06

 

【休診のお知らせ】

7日(月) ~ 12日(土)


お問い合わせへの返信も、13日(日)以降になります。

 

ヒロ鍼灸マッサージ院では、

お盆休みや祝祭日を開院する代わりに、他の日程で連休をいただいております。

ご了承ください。

 

よろしくお願いいたします。

 

院長 國定広丈

「好きな事」の先

2016-11-02

 

雑誌「Disover Japan」11月号。
九州の特集です。

自分はブラジリアン柔術を趣味でやっているのですが、そこの「合宿」という名の、

美味しいものをひたすら食べて、素晴らしい自然を満喫しましょう!
という旅行に、道場の人達とほぼ毎年行っております。

 

宮崎の柔術道場の皆様にも、本当に良くしていただくのですが、最終日に行なうBBQの本当に美味しいこと!

 

手作りの宮崎料理でもてなしていただくのですが、最高に美味しいのです!

 

 

そんな宮崎の道場主の奥様のお店が雑誌に載っていました。

 

 

Booza(ブーザ)
と言います。

ネットで感想見ると、めちゃくちゃ評判いいじゃないですか。
平日の昼間しか営業していないのに。

Booza

http://www.booza593.com/

 

 

美味しそう!!

 

 

飲食店をやるのって本当に大変だと思います。

まぁ、なんだって商売は大変なのですが、

 

それでも料理が好き、美味しいと言ってもらえるのが嬉しい。

 

それの先に、人の笑顔を生み出す仕事にしている。

ちゃんと仕事として成立させていることが凄いなぁ、と思いました。

 



好き。

だけでは続けるのが難しいこともありますが、最初の原動力はやはりそこなんだな。

自分も鍼灸大好きですよ!
がんばろーっと。


 

11月の診療・休診日

2016-11-01

【休診のお知らせ】

7日(月) ~ 12日(土)

上記の6日間は祝日診療の代休をいただきます。
お問い合わせへの返信も、13日(日)以降になります。

 

3日(木・祝) 診療しております

18日(金・祝日) 午後休診

20日(日) 休診

27日(日) 休診

毎週水曜日定休日となっております。

 

耳や ことばがご不自由な患者さまへ

2016-10-21

 

耳や ことばがご不自由な患者さま。

昔勤めていた時も、開業した今も診させていただいてます。

 

インターネットが発達する前は、ご予約等はファックスでやり取りしていました。

今はメールで簡単にできるようになりましたから、楽になりました。

 

 

問診や様子を伺う際は、こういう磁気ホワイトボードを使っています。

 

 

黒文字と赤文字を使い分けられる優れもの!

サラッサラッと実際に書くことは、やはり気持ちが伝わりやすい。

 

 

しかし、長文となるとなかなか大変なので、役立つのが「LINE」です。

そう、あの「LINE」。

 

 

お互い目の前にして、スマホをササッと。

まるで会話してるように、言葉のやりとりができる。

 

昔は手話を少しだけ覚えたりしましたが、(今はすっかり忘れてしまいました・・・)

そういった意味でも、テクノロジー進化の恩恵はすごいです。

助かってます。

 

ウチに限らず、どの鍼灸院もどなたであっても門を開いてます。

お気軽に問い合わせください。

 

 

 

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