小児はり ― やさしい刺激で整える子どものからだ

10歳くらいまでのお子さま向けのやさしい施術

夜泣き・かん虫・不眠・落ち着かない・夜尿症
こうした小さなお子さま特有のお悩みに、古くから用いられてきたのが「小児はり」です。


小児はりとは?

「鍼(はり)」と聞くと刺すイメージがありますが、小児はりは一切刺しません。

小児専用の道具で
・“こする”
・“撫でる”
・“軽くタッチする”

といった、ごくやさしい刺激を皮膚に与えるだけの施術です。

怖さや痛みはまったくありませんので、初めてのお子さまでも安心して受けられます。


主な適応(こんなときに)

  • かん虫(疳の虫)

  • 夜泣き

  • 不眠

  • 夜尿症

  • 情緒が不安定

  • 食欲・生活リズムの乱れ

  • 落ち着きがない

小児はりは、自律神経の乱れを整えることで、身体と心のバランスを回復させる施術です。


■ 小児はりが選ばれる理由

赤ちゃんや子どもの身体はとても繊細で、ちょっとした刺激でも反応が大きく変わります。

その性質を利用し、
「刺さない鍼」でやさしく働きかけ、自律神経が整うと、睡眠・情緒・体調が自然と安定していきます。

これは古くから伝わる “子どものための知恵” であり、現代でも効果が高いと多くの親御さんに支持されています。

小児鍼

小児鍼2

刺さない鍼。痛みも恐怖もありません。

名前に「鍼」とつきますが、刺すことは一切ありません。
小児専用の鍼で、
“こする・なでる・かるく触れる”
といった刺激を皮膚にあたえるだけです。

子どもの皮膚は大人より繊細で、ほんの少しの刺激でも素直に反応してくれます。
症状によりお灸を使うこともありますが、熱い・怖い・跡が残る といった心配はありません。


効果が出やすい子どもだからこそ、最初の3日が大切です

小児鍼は身体が変化しやすい反面、効果を定着させるための連続施術が鍵になります。

目安として、
最初の3日間は連続して来院をお願いしています。

ただしご事情で難しい場合は、
自宅でできる “簡単で安全なケア方法(つまようじ・歯ブラシ・ドライヤーなど)” をお伝えします。
無理なく続けられる形で大丈夫です。


どのくらいで良くなるの?

症状や年齢によって変わりますが、
まず3回の施術で変化を確認します。

一度で劇的に改善するというより、
「少し寝つきがよくなった」「イライラが減った」
といった小さな変化が積み重なり、確かな改善につながります。


一番の治療は、親御さんの手です。

小児はりの本質は、
お子さまの自律神経を整え、身体を“自分で整えられる状態”に導くこと。

そして何より、
親御さんの“やさしい手”が最良の治療です。

おうちでできるケアは、
・つまようじ
・歯ブラシ
・ドライヤー
など、安心して使えるものだけをお伝えします。

「一日でも早く治療院を卒業してほしい」
それが当院の願いです。

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